弊社佐倉が日本産業衛生学会全国協議会で共同演者として演題発表を行いました
去る10月27日(金)から29日(日)に、山梨県甲府市にて第33回日本産業衛生学会全国協議会が開催されました。
弊社佐倉が一般演題、佐藤ら「東京都内の山村地域における自然を活用したNature Based Stress Management(NBSM)プログラムの実践報告―産業保健職に対するNBSMの試みー」の共同演者として参加しました。
▼弊社佐倉からのコメント
こちらは私が共同研究者として参加しており、檜原村の豊かな自然環境の中で労働者が日常と離れてリフレッシュすることで自身の状態についての気づきや日常に戻ってからにも活かせるストレスマネジメントのヒントを得ていただくようなプログラムの成果をまとめたものです。こちらのプログラム、現在まだ2回の開催ですが、確実に手ごたえを感じております。また改めて成果をまとめてお伝えしたいと考えています。
その他プログラムにも弊社からは私の他にもう1名、保健師が参加しました。メインシンポジウムでは、ダイバーシティ&インクルージョン推進の流れにエクイティ(公平性)が追加され、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)に変化している流れが強調されていました。また、自由集会でLGBTQへの理解についてマジョリティの特権意識などのアプローチを紹介するような場には多くの聴衆が詰めかけ、立ち見が出る注目度の高さでした。産業保健、労働衛生の専門性から多様な労働者それぞれが力を発揮しやすい組織づくりに貢献していきたいという思いを一層強くしました。
▼第33回日本産業衛生学会全国協議会 開催情報
https://convention.jtbcom.co.jp/sanei-kyogikai2023/
大学院で臨床心理学を研究するかたわら、日本の労働者のメンタルヘルス問題において日本をリードする故・島悟氏に師事。大学院修了後は島氏が理事長を務める神田東クリニックにて多数の企業のメンタルヘルス担当者へのコンサルティング、社内研修、労働者のカウンセリングの実践経験を積む。
国内有数の大手企業から中小企業まで対象とし、メンタルヘルスやコミュニケーションにまつわるあらゆる課題解決を支援する。