先生の惜しみない協力や的確な判断のおかげで、
大きなトラブルもなく従業員ケアを推進できた
株式会社セレスポ 樣
- 【事業内容】
- イベント制作会社として、各種イベントをトータルプロデュース
- 【従業員数】
- 441名
- 【所在地】
- 〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-21-5
https://www.cerespo.co.jp
※2023年3月現在の情報です。
目的 | 従業員の健康をしっかりフォローしてくれる産業医への交代 |
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解決 | 積極的な助言やアイデアにより、スムーズな従業員ケアが可能に |
Interview
株式会社セレスポ
人事総務部 課長
佐々木 悠子 樣
株式会社セレスポ
人事総務部
三浦 雄大 樣
社名の由来となる、地鎮祭、竣工式などの「セレモニー(建設式典)」と運動会などの「スポーツイベント」を主軸としたイベント制作会社として1977年に創業。企画・制作・会場設営・進行・運営までワンストップで提供できることを強みに、今や北海道から九州まで日本全国に拠点を広げるまでに着実に成長を続けてきたのが株式会社セレスポです。秋口などイベントが集中する繁忙期は勤務時間も不規則となることが多く、かねてから長時間労働、ワークライフバランスに課題を感じていた同社。2015年のストレスチェック義務化を契機とする労働安全衛生への熱心な取り組みについて、人事総務部の佐々木氏と三浦氏にお話を伺いました。
目次
- 【パートナー選定】
- 別のパートナー企業から紹介を受け、ワンチームでの対応に期待
- 【導入後の成果】
- 休職規定を整備し、トラブルなく運用できているのも先生のおかげ
導入背景
ストレスチェック義務化を前に、より頼りになる産業医への交代を検討
2015年のストレスチェック義務化を一つの契機に、労働安全衛生の抜本的な見直しを行った同社。当時の状況について、佐々木氏が語ります。「さんぎょういさんと契約する前は近隣の開業医の先生と直接産業医としての契約を結び、安全衛生委員会への参加もお願いしていました。ただ、情報提供などあまり積極的にアクションを起こしていただける方ではなく、いわば安全衛生委員会の30分間だけのお付き合いという感じで、働き方改革やメンタルヘルスの問題が注目されるようになってきた時に果たしてこのままでよいのだろうかという疑問が湧いてきました。そしてストレスチェックの義務化を前に、社内のルールづくりなどさまざまな面でご協力いただけるか先生に改めて尋ねてみると、“期待には応えられないかも”という返答が・・・。であれば、これを機に新たな産業医の先生を探して、イチから整備していきたいと思い至りました」。
パートナー選定
別のパートナー企業から紹介を受け、ワンチームでの対応に期待
「新たな産業医を選任するにあたり、ストレスチェックの導入サポートをお願いしていたパートナー企業の方に相談してみたところ、労働安全衛生全般のサポートが可能な会社ということでさんぎょういさんを紹介され、契約することになりました。ストレスチェックや産業医との面談、ラインケアなど、ワンチームで社員のケアをしていきたいと考えていたので、パートナー企業同士、すでに信頼関係ができているところに頼んだほうが安心だし、なにかとスムーズに連携が図れると思ったのです」。
導入後の成果
休職規定を整備し、トラブルなく運用できているのも先生のおかげ
「当時はストレスチェックの義務化が最大の懸案事項ということで、そこのフォローをしっかりしてくださる方をオーダーし、紹介されたのが今の先生です。契約してすぐ、ちょうどメンタルの不調で休職する従業員がいたので、その発令や休職期間中の面談、それから復職の判断をするための面談など、さまざまな面でご協力いただくことになりましたが、その都度、先生から的確な助言をいただけたことで、こちらも戸惑うことなく、必要な対応を行うことができました。また、安全衛生委員会についても、会の進め方をはじめ、よりよい開催の仕方につながるようなアドバイスや改善アイデアをこれまでにたくさんいただきましたし、
他社ではこんなことをやっているよという事例を教えてくださるのもすごく参考になりますね。中でも、私が最もよかったなと思うのは、先生にもご尽力いただき、休職規定をしっかり整えることができたことです。休職してもスムーズに復職できる方はできますし、残念ながら自然退職になってしまう方もいますが、これまで大きなトラブルもなくやってこられたのは、先生が当社の規定をちゃんと理解してくださった上で的確な判断をしてくれたおかげです。人事総務部としてはそこが一番助かっています」。
今後の展開
健康意識の底上げができつつある今、引き続きの努力を続けたい
今後は、従業員一人ひとりの健康への意識をより一層高めたいという同社。そのためには産業医という存在への理解もますます深める必要があるということで、三浦氏を中心にグループウェアを活用した施策を進めています。「まだ一部には産業医を形式的なものだと思っている従業員もいるので、先生の紹介や一問一答形式のインタビューなどを掲載して社内への啓蒙を図っているところです」と三浦氏。そして、最後に佐々木氏が次のように締めてくれました。「コロナ禍でオンライン面談、電話面談を実施するようにしたこともあって産業医面談の参加率も高くなっており、食生活を見直してスリムになった従業員もいたりと、健康意識の底上げはできつつあると思っています。だから、今後も引き続きという感じですね。常々、先生とは円滑にコミュニケーションが取れていますし、コーディネーターの方に対しても何かあった時には寄り添ってもらえるという絶大な信頼感があるので、これまでどおり、よきパートナーとして支援していただけると助かります」。